このお店ですること
1
パンの販売
地元の小麦を石臼で挽いた地粉を使い、
手造りの石窯でパンを焼く。
2
地元の食を通しての出会いの場
美唄や美唄の食材、
まちづくりに興味のある人たちの交流拠点。
3
地元の食材を使ったメニューの提供
地元の食材を使った食事と飲み物の提供。
今、焼いているパンたち
季節やその日の状況によって販売するパンが変わります。
もちろん、この他にも焼いてます。
※画像はハーフです。(角食は1斤。)
- 全粒粉50 1080円/ハーフ540円
- ゴマ・くるみ・オーツ麦 560円/ハーフ280円
- フランスパン 480円/ハーフ240円
- ブルーベリー・クランベリー 700円/ハーフ350円
- 黒豆 280円
- 角食 340円
はじめまして、カフェ・ストウブです
北海道・美唄市で、ちいさなカフェが生まれました。
わたしたちの「農業」の始まりは、2008年のことでした。地元に根差した循環型の農業を目指し、地鶏やひつじを育て、生産物も自分たちで販売する、シンプルな農場です。
育てた鶏やひつじは、人づてや口コミで、驚くほど多くの人たちに届けることができました。そして、わたしたちが予想もしていなかったような、美味しい食べ方や料理法を、たくさん教えてもらうことができました。
そんな、わたしたちの食材の素晴らしさを、もっとたくさんの人たちに知ってもらいたい! でも、どんな美味しさも、画像や文章で伝えることができる情報量には限りがあります。そんな「もどかしさ」が、いつもわたしたちを悩ませていました。
また、ひつじに関しては、どうしても「北海道の羊=ジンギスカン」という固定観念で見られてしまうことが多く、どうしたら食材としての多彩な魅力を伝えられるだろう? と考える日々が続きました。




美唄市の農作物と空知のワイン
わたしたちの地元、北海道美唄市は、昔から米や麦、豆類といった穀物が栽培され、また、グリーンアスパラの産地としても知られるように、野菜の生産も盛んな土地です。 そして、美唄が位置する空知地方は、素晴らしいワイナリーやヴィンヤードが増えつつあることでも、近年注目されている地域です。
わたしたちの農場の作物を食べてもらうのなら、同じ空気や水で育った食材といっしょに、この美唄で、地元で、季節ごとの味を知ってもらいたい。
家畜を育て、肉製品をつくり、乳製品ができました。 野菜とワインは、地元や近郊で作られています。
でも、足りないものがありました。お料理に合わせる「パン」です。
小麦栽培のスタート。そして、出会い
小麦を育てるため、小さな耕作放棄地を譲り受けたのは、2015年のことです。 畑を耕すよりまず先に、木を伐採し、ゴミをかたづけ、排水路を整備しなければいけませんでした。それでもなんとか種を蒔き、小麦を収穫する目途をつけることができました。 またそのころ、わたしたちは、美味しいパンとお料理を食べさせてくれるカフェを、方々に尋ね歩いていました。わたしたちの、理想を探す旅です。 そして──その理想が形になったようなお店は、東京にありました。
そのお店でパンを焼いていた青年は、いろいろな偶然やめぐりあわせも重なり、私たちのカフェに協力してくれることになりました。そして、さっそく美唄に移住してきてくれたのです。
そこから、わたしたちの計画は一気に進み始めました。 カフェ・ストウブは、わたしたちの理想をそのままカタチにしたようなお店です。
鋳物のストウブのように、素朴で、ゴツゴツしていて、ちょっとカッコ悪いかもしれません。
でも、いつでも暖かいお店でいられるようにと思っています。
はじめまして、カフェ・ストウブです。

中の人

西川 崇徳
NISHIKAWA TAKANORI
1969年生まれ、北海道美唄市出身。 2008年、農場で羊と地鶏の飼育を始める。食材の生産だけでなく、地元素材を活かしたメニューをカフェで提供するアイディアが、石井との出会いで具体化。2016年4月に地元の協力者と新会社を設立し、開業準備を始める。ストウブでの業務は雑用全般。

石井 賢
ISHII SUGURU
1986年生まれ、三重県津市出身。 大学卒業後、東京でベーカリーやカフェに勤務。 2015年、家族が増えることをきっかけに、妻の生家のある北海道へのIターンを決意。西川との出会いから、美唄市に移住。 2016年4月よりカフェ・ストウブのシェフとして店舗立ち上げに取り組み、現在に至る。